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【コラム】ドイツ視察(1995年)

【コラム】ドイツ視察(1995年)

1995年11月2日S11日。伊藤忠商事の提案で、自動車リサイクル法施行が予定されていたドイツ(98年から施行された)業界視察に参加した。
最大の目的がフォルクスワーゲン自動車リサイクル研究所の視察。VWライバルのオペル社といすゞが提携していて、いすゞの株主である伊藤忠商事の視察であることがばれてしまい、直前にキャンセル。
リサイクル関連メーカーの視察に切り替えた。自由時間ができドイツ在住の中学同級生宅に一泊お世話になった。
ミュンヘンからニュールンベルクまでの移動はドイツ新幹線ICEで二駅、改札のないホームまで出迎えに来てもらった。
翌日、鉄くずヤードの比重差振動分離機、河の港の鉄くずの山、ドイツ容器包装リサイクル法の民間分別ピッキングセンター(リサイクルできない残漬は東欧へ輸出との事でしっくりしなかったが、その後中国杭州でEUからの生活ごみ混じり古紙の分別所に出会うことになる)、市内に四か所ある行政のリサイクルセンターはアームロールBoxを数十台並べて品目別の持ち込み型、枯葉、便器類、木綿の衣類、ガラス4品目など、専任の人員がいて化学品持ち込み所もあった。
このイメージが古紙リサイクルBoxに結実。この時の土産がリサイクルミュージアムの”宝物“独デュアルシステムの黄色のポリ袋。
ICEでスイスヘ移動、田園の中に工業用地が細かく厳密に区分されていた。
郊外の機械メーカー数社訪問、それぞれに技術マイスターの高さを誇っていた。日本の絵が飾ってある工場が無人で、聞けば天気が良いので皆でキノコ狩りに出かけているとの事で産業文化の違いに驚いた。
この時乗せてもらった車がオペルブランドのいすゞ車。企画して頂いた大倉正寿氏は現在新潟工科大学理事長。
※当時の日付のまま掲載しております。荒川通信No.32から抜粋
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