「タイヤの処分ってどうすればいいんだろう?」
一般家庭、企業問わず、お客様のお悩みに寄り添い責任をもって廃タイヤの処分を行います。
今回紹介するのは2013年4月に開設された郡山ウエイストセンター(KWC)。7年前に郡山へ異動し、KWCの初期段階から現在に至るまで業務の中核を担ってきた小林潤一朗係長にお話を伺いました。
■ 業務内容について教えてください。
小林係長廃タイヤのリサイクルを行っています。石油、石炭などの熱エネルギー源の代替品としてタイヤチップが注目されています。廃棄されるタイヤを原料とするため、資源の有効活用につながります。KWCでは自動車タイヤだけでなく、小は一輪車や自転車タイヤから、大は重機や農機のタイヤ、さらにはゴムキャタまで対応可能です。汚れやキズがあっても受け入れできます。持ち込まれた廃タイヤは細かく粉砕し、タイヤ由来燃料に置き換えます。年間約2000tをボイラー用燃料として製紙会社に販売しています。
■ 普段から気をつけていることは。
小林係長安全第一が基本です。担当者同士でしっかりとコミュニケーションを取り合って業務に取り組むよう心掛けています。KWC設立当初は居抜きの工場からスタートし、内装や機材のレイアウトなど自分たちで考えながら業務に取り組んできました。徐々に設備も拡充し、やれることが増えてきました。スタッフそれぞれが初心を大切に業務に当たることを心掛けています。
■ 認知度が徐々に上がってきましたね。
小林係長「タイヤの処分ってどうすればいいのだろう?」と悩んでいるお客様が数多くいらっしゃいます。ご家庭でも企業様でも専門のスッタフが対応し、お悩みを伺うことができます。タイヤの処分に関することで疑問があれば、まずお問合せいただきたいです。
タイヤの原材料であるゴム、カーボン、有機繊維などは様々用途でリサイクルが可能です。これらのタイヤが貴重な資源であることは実はあまり知られていません。タイヤチップは廃棄されるはずだったタイヤを原料とする環境にやさしいリサイクル素材です。これらも含め、今後は自分たちが取り組んでいる事業内容を広く周知できればと思っています。
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