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“ チェンジ ”に“ チャレンジ ”

“ チェンジ ”に“ チャレンジ ”

荒川産業グループ社員の皆さんとそのご家族さま、また当社にご縁のある皆さま、いつもありがとうございます。皆さまとのご縁に活かされて今日の当社があります。心より御礼申し上げます。
あらためて人時(にんじ)生産性について
事業発展計画発表会終了後のアンケート回答のなかに「今回は人時生産性の話がなかったですね」というコメントがありました。「もう人時生産性のことは気にしなくてもいいのかな?」という疑問を持つ人がいたのであれば補足説明が必要と感じました。
最初に結論から言いますと、人時生産性は引き続き重要なテーマであり、今後も重視していく必要があります。人時生産性とは…
社員ひとりが1時間で産み出す付加価値額のことです。
「生産性」とは、投入量に対してどれくらいの産出量があるかを示すものですが、人時生産性は社員ひとりの1時間に絞った生産性を表し、この数値が高いほど短時間で利益を生み出していることになります。ちなみに、荒川産業グループ社員の皆さんには「マネジメントゲーム(MG)研修」を必修項目として受講して頂いていますが、MG用語でいえば「社員ひとりの1時間あたりMQ」ということになります。
MG研修を受講した方にはご理解頂けると思いますが、皆さんの給料も賞与もMQの中からしか捻出されません。ですから給料を増やし、たくさん賞与をもらうためにはMQを増やすことが必要になります。
荒川産業グループが経営理念に掲げる「幸せの実現」の幸せとは物心両面の幸せです。従って毎年昇給をし、適切な賞与を出すことも必要不可欠となりますから、皆さんには引き続き生産性の向上をお願いします。
なお先日の発表会で方針を共有した各部門の予算は、達成すべき人時生産性を折り込んだ数値になっていますから、皆さんにはこれを達成できるよう意識しながら業務に取り組んで頂きたいです。
論語と算盤(そろばん)
MQを増やすためには、①Pを増やす、②Qを増やす、③Vを抑える、といったいくつかの方法があります。ここで注意してほしいのは「仕事は世のため人のために役立つからこそ存在を認められ、お客様はお金を払って下さる」ということです。悲しいことですが、世の中には取引先に不当な値引きを要求してVQを下げたり、虚偽の請求をしてPQを水増しする会社もあります。しかしこのような企業は短期的に高い業績を出すことはできても、永続的な繁栄は見込めないでしょう。
私は、企業の王道はお客様に支持されて、たくさんの「ありがとう」(=PQ)を頂くこと、自らの創意工夫で大きな付加価値(=MQ)を創出し、周囲から賞賛を受けて、たくさんの「おめでとう」(=G)を頂くことだと考えます。
そのことを別の表現で述べたのが、新しい一万円札の肖像になる「日本資本主義の父」と言われた渋沢栄一で、彼は「道徳と利潤は調和しなければならない」という意味で企業経営においては「論語と算盤」それぞれが重要である、と述べています。
荒川産業グループで言えば、地域資源発掘業・地域課題解決業、持続可能な地域社会・スマートカントリー構想といった理念が「論語」で、それを裏打ちする「算盤」が人時生産性やMG研修で学ぶ財務諸表(PL・BS)に対する知識・計数管理に当たります。
両者は車輪の両輪のようなものですから、どちらかに偏らずに伸ばし、個人も会社も成長(=良い方向への変化)を目指して挑戦していきましょう。
荒川産業 株式会社
代表取締役社長 荒川健吉
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