荒川産業グループ社員の皆さんとそのご家族さま、また当社にご縁のある皆さま、いつもありがとうございます。皆さまとのご縁に活かされて今日の当社があります。心より御礼申し上げます。
荒川産業は8月から新しい事業年度(第76期)に入りました。また明治26年の創業から130周年となります。これもひとえにご縁ある皆さま(お客様・お取引先・先輩社員の皆さん…)のお力添えあってのことです。重ねて感謝申し上げます。
企業は「社会の公器」
しかし、過去の栄光にばかりすがる組織に未来はありません。これからの荒川産業グループの歴史は、私と皆さんとともに創り上げていくものです。企業は社会の公器であるという意識を忘れず、世のため人のためにお役立ちできる存在であり続けるために、正しい方向への努力を続けましょう。「企業経営は環境適応業」と言います。私たちの都合を待たずに変化していく世の中やお客様の求めに応じて、私たち自身も変わっていかなければなりません。私は「良い方向への変化=成長」だと考えています。だとすれば、何歳からでも人は成長できるし、会社もまた同様だと考えます。
組織改編について
そのために組織も変えていきます。
①磐梯事業部と環境開発事業部を統合してBPO事業部とします。
②整備グループを整備部に昇格させ車両整備の水準を強化します。
③5.SHES内に広報室を創設し荒川産業グループの広告宣伝活動を強化。
④より高度な資源商品の製造と販売のために新会社R&Rを設立。
⑤グリーン・カーゴを事業支援グループからエネルギーグループへ移管。
⑥営業統括室を新設して全グループを横断した営業活動を展開します。
会社も仕事もあって「当たり前」の存在ではありません。お客様に求められて初めて存在意義を持つ「有り難い」ものです。今回の組織改編はより世の中のお役に立つために実施しました。これからも必要性に応じて適宜実施していきます。
自らを映す鏡としての外部評価
私たちは身だしなみを整える時、鏡の前に立つことで自らの姿を見ることができます。しかし、会社の全体像を映す鏡はありません。そのため会社が本当に世の中のお役に立てているのかどうかを確かめるためには、様々な評価尺度を用いる必要があります。
先日受賞した会津若松経営品質賞もそのひとつですし、業績の数値もそうです。ISOの認証や毎月の経営品質チェックもその一環だと言えるでしょう。
社員の皆さんにお願いしたいのは、それぞれの現場で接するお客様に対して私たちの商品・サービスが十分にお役に立てているかどうかを日々検証することです。
新しい事業年度が始まるにあたり「本日開業の気持ち」すなわち今日新たに開店するような想いでそれぞれの職場を見直してみましょう。
荒川産業 株式会社
代表取締役社長 荒川健吉